書けば書くほど売り上げが伸びる。
管理画面を見ると、今日も売り上げが立っている。
そんな状況を作り出す文章を書くにはどうすれば良いのか…。
株式会社みんなのコピー代表の大橋一慶さんが書いている「ポチらせる文章術」という本は、その秘訣は”ベネフィットを書く”ことが大切だとされています。
そうすることで、あなたの書いた文章を読んで行動したくなる人が続出し、売上がどんどん自動的に伸びていく文章を作ることができるとされています。
逆に言えば、反応が取れない文章には”ベネフィットが不足している”のだとも言えます。
具体的にどういうこと?って事を少し書かせてもらいたいと思います。
なぜ反応が取れない文章になってしまうのか
ブログ、SNS、WEB広告…などなど。
多くの人が発信できる環境を手に入れ、どんどん発信する機会も量も増えていますが、望む結果を手に入れることができているのかというと、そうではないという人が多いと思います。
もちろん、上手に発信し、望む成果を手に入れている人も居ます。
その違いは何かというと、”その文章を読んだ人が行動を起こしたのか否か”の違いにあるようです。
つまり、”行動を起こさない文章=反応が取れない文章”でもあります。
なぜその文章を読んでも反応しないのか
なぜ、その文章を読んでも反応しないのか。
行動を起こさないのかとなると、たった1つの理由に集約されるかもしれません。
それは「興味や関心がそそられなかった」から。
だから反応をしなかったということが言えるようです。
例えその文章を読んだとしても「ふーん・・・」で終わってしまっているということです。
なぜそのようなことが起きるのかというと、次の2点が関係しているようです。
自分事ではない
書かれている内容が、自分にはあまり関係がないと感じたから。
自分のことじゃないので何かしなければ…とは思わなかったというのが1つ目の理由です。
書かれている事は身近な生活のことを言っているようで、でも、それは自分とは関係がない生活環境の話だよな…と思うので、聞き流している、読み流しているという感覚です。
何が変わるのかわからない
行動を求められても、その行動をした後のことがリアルに思い描けなかった。
そうすることで得られる結果は、自分が欲しいモノじゃないと感じた。
だから、行動をおこさなかった。起こそうという気持ちが起きなかったというのが2つ目の理由です。
例えば、このAという男性用化粧水を使うと肌がつやつやになりますよと言われても、つやつやの肌が欲しいわけじゃないしな…だから買わないという決断に繋がっているということですね。
反応が取れる文章にするためのカギ
反応が取れない文章とはどのような文章なのかがわかると、自ずと、反応が取れる文章も見えて来るかと思います。
端的に言えば、「自分に関係があることを言っている」と感じる文章を書くことができれば、反応したくなってくるということです。
そして、そのカギを握っているのが”ベネフィットを伝える”というアプローチです。
ベネフィットを伝えるとは?
ベネフィットを伝えることが、読んだ方の興味や関心を引き行動にまでつなげるカギを握っています。
ではベネフィットとは何かを一言でいうと”好ましい結果”です。
注意すべきはメリットとは違うということです。
メリットによる結果(ベネフィット)
ベネフィットを使いこなそうと思っても、どうしてもそれがメリットを使いこなそうとしてしまっていることがあります。
よく言われるのが”ドリルを売るのではなく穴を売れ”です。
ドリルは誰でも簡単に穴を開けることができるという道具ですが、お客様が欲しいのは”穴が開く”という結果です。だから、「これならキレイな穴が開きますよ」や「小さな穴から大きな穴まで対応できますよ」と伝えるとそのドリルを欲しくなるよ。
このドリルの先端部分の回転数が…とか、そんなことはお客様は気にしてませんよってことです。
気にしているのは得られる結果です。
だから、好ましい結果が得られることを伝えましょうねってことです。
それによって望む結果が得られると伝わると購入という行動につながりやすくなる。
反応が取れる文章を書けるようになるとどう変わる?
反応が取れる文章を書けるようになると、仕事における成果は確実に良い変化をもたらすことになります。
例えば、あなたがSNSなどのWEB上のメディアを使って反応が取れるようになると、次のような変化を得られるようになります。
ファンが増える
読み手の好ましい結果になる情報を発信する事になりますから、自ずとあなたのファンが増えることになります。
ファンが増えて影響力を持つようになりますと、あなたの発信する内容が広がるスピードは加速しますし、出会いの質も量も高まりますので、意外なつながりを得られることにもなります。
会いたかった人に会えるキッカケになるかもしれません。
売上が伸びる
商品の魅力を”読み手の好ましい結果”をまじえて伝えることができるようになりますから、注文が増えることは確実です。
メリットを語っていただけの時は”良さは伝わるけど欲しいとは思わない”という方が減っていくことになります。
売上が伸びる事は会社や職場の未来にも繋がりますから、会社全体を盛り上げることにもなります。
日々が楽しくなる
言いたい事が伝わってファンになる人が増えたり、欲しいと思う人が現れて売上につながるという経験はシンプルに楽しいものです。
その楽しいと感じる体験を日々感じれるようになりますから、仕事が面白くなりますし、仕事をするのが嬉しくもなります。
まとめ
文章を書いて反応が取れるのか否かは現代のビジネスマンにはとても大切なスキルの1つとなってきています。
特にSNSやブログなどのWEBメディアの登場によって、反応が取れる文章を書くと、毎日毎日売り上げが立ち、ファンが自然と増えていくという好循環を起こしやすいですが、反応が取れない文章を書くと、書いても書いても結果が伴わない苦痛の日々となるという二極化が進んでいってます。
では、反応が取れてファンが増えるという文章を書くにはどうすれば良いのか・・・となると、それはたった1つのポイントを意識することが大切なようです。
それは「ベネフィット=得られる結果」を伝えること。
たったこれだけのことができるのか否かがカギとなると「ポチらせる文章術」では書かれています。
これをマスターすれば、広告文、ブログ記事、SNSはもちろん、営業でもあなたが望む成果を得られますよとのことです。
書いたブログ記事やSNSで発信した内容が注目を集めて、あなたの望む結果(売上やファン)を得ることにつなげたいと思われるなら、是非そこを意識してみてください。
「ポチらせる文章術」では、読み手の”段階”に合わせてベネフィットを提示できればより良い反応を取れるようになるということで解説もされていますので、そちらも併せて理解して、短時間であなたが望む成果を得てください。
とてもシンプルなノウハウではありますが、一生使える強烈なノウハウですので、今のうちにマスターしておいて損はない内容だと思いますよ。
僕自身、この本を読んでもっともっとベネフィットを意識した発信をしなくちゃな…という想いを新たにしました。